漫画家になりたい君に!

元漫画誌編集者が語る漫画家への近道

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漫画家デビューへの一番の近道は?

漫画家になりたい人のための専門学校ガイド

本気で漫画家になりたい人に向けた、おすすめの専門学校をピックアップ。デビュー実績や教育内容を解説する。

漫画家になるための専門学校選び

専門学校に行きさえすれば漫画家になれるわけではない。しかし、良質の専門学校がデビューへの近道であることは自明だ。

志高い学生から授業料をしぼり取ったあげく、何も教えてくれない学校もある。私の経験から、専門学校を選ぶポイントを紹介したい。

  • デビュー実績
  • 出版社・プロ作家とのパイプ
  • 「売れる」漫画を描くためのノウハウ
  • 最新の技術・設備

まず気をつけてもらいたいことが一つある。「デビュー実績」で見るべきは質より量だ。考えてみてほしい。ある学校から有名漫画家が1名出ていたとする。別の学校からは、プロとして継続的に描いている卒業生が10名いたとする。学校としての実力はどちらが上だろうか?

前者はおそらく才能や運、本人の資質による活躍だが、後者は明らかに学校のバックアップ体制によるものだ。

デビュー実績を見て納得したら、就職やデビューのサポート体制をチェックしよう。出版社の人間に作品を見せる機会がどの程度あるだろうか。回数もさることながら、実力のある卒業生を多く輩出している学校ならば、出版社の注目度も高く、よりチャンスが増える。

プロとしてやっていくためには、闇雲に漫画を描いていても仕方がない。自分の描きたいテーマや、目標とする雑誌に狙いを定めて、個性的で魅力的な作品を作る必要がある。「技術は教えるが、あとは個人の問題」ではなく、売れる作品づくりのノウハウを教えてくれる学校を選びたい。

おすすめの専門学校

以上を踏まえて、私がおすすめしたい専門学校をここに挙げる。ぜひ将来の参考にしてもらいたい。

総合学園ヒューマンアカデミーマンガカレッジ

25万人の修了生を輩出している大手専門学校「総合学園ヒューマンアカデミー」を母体とする、マンガ専門カレッジ。年に1度の「マンガ合宿」では約50社の編集者に持ち込みができるなど、デビューのチャンスが多い。全国13都市にキャンパスを持ち、全日制や週末コース、夜間、通信講座に加えてなんと大卒資格が取れるコースまであり、学習スタイルも豊富なので、それぞれの生活に合わせて学び方を選べる。

【マンガ専攻】
年間200人以上が担当付き(雑誌社の専任担当がデビューまでをサポート)になるというこのコース。現役プロ講師による少人数指導で、それぞれの作風に合わせた描画力・創作力のステップアップが目指せる。長期のインターンシップ制度もあり、プロの現場で経験を積むことができる。

【通学スタイル】
全日制・週末コース・夜間コース・通信講座

代々木アニメーション学院

年間20社以上の出版審査会があり、業界とのパイプが強力。独自の漫画制作技術「代アニメソッド」で、世界に通用する作品づくりを伝授。卒業生11万人の老舗で、有名誌に連載を持ち、単行本を出しているプロ作家も枚挙に暇がない。

【クリエイター科マンガ・イラストコース】
漫画家・原作者・イラストレーターを視野に、様々な知識をプロから学ぶことができるコース。個別指導の時間を重視したカリキュラム設定。土曜コース・夜間コースがあるので働きながらでも通える。

【通学スタイル】
全日制・土曜コース・夜間コース

日本工学院

出張編集部あり。マンガ専攻とデジタルコミック専攻があり、後者ではスマートフォンやタブレット向けの漫画にも力を注いでいる。卒業生は雑誌連載などで活躍するほか、アニメ制作会社への就職も強い。

【マンガ・アニメーション科マンガコース】
2年制と4年制に分かれていて、2年制の場合は漫画家専攻・デジタルコミック専攻に分かれて学習する。漫画家専攻は、プロの漫画家が作成したカリキュラムにのっとって、実践的に技術・知識を身につけていく。

【通学スタイル】
全日制のみ

東京アニメーター学院

出版審査会あり。学内同人誌を出版社に提出するシステムがある。卒業生は、絵日記ブログの書籍化をはじめ、様々なシーンで活躍している。

【漫画家プロ養成科】
漫画の基礎である描写からデビューの仕方まで、現役の漫画家が指導してくれる。2年目からはデジタルコミックについても学べる。夜間コースがあるので、社会人でも通うことができる。

【通学スタイル】
全日制・土曜コース・夜間コース

日本アニメ・マンガ専門学校

持ち込み支援制度で、出版社までの交通費が援助される。アシスタント派遣制度あり。学校HPで学生の作品を公開している。開校12年ながら、デビューした卒業生は多い。

【マンガクリエイト科】
描画力やシナリオ構成力、デジタルコミックなど、現代漫画に必要な知識を全て学べるコース。ビジネスマナー講座なども開講している。

【通学スタイル】
全日制のみ

東京デザイナー学院

4万4,000人以上の卒業生を輩出しているデザイン専門校。産学協同やインターンシップなど、出版社などの企業と関わる場を多く提供しており、いちはやく実社会で経験を積むことができる。

【マンガ科・マンガ専攻】
「作品を生み出し続ける力」に特化した指導を行っている。授業時間外でもバックライト付きのデスクを解放しているので、休みの日も集中して制作に取り組める環境がある。

【通学スタイル】
マンガ科は全日制のみ

日本マンガ芸術学院

名古屋で45年以上の歴史を持つ「日本デザイナー芸術学院」の姉妹校で、2010年に開設。マンガと声優に特化しているが、母体がしっかりした専門学校なので、様々な方面にパイプがある。

【マンガコース・マンガ専攻】
プロの漫画科による指導を受けることができる。「マンガ出版社審査会」では大手出版社の編集担当に作品を見てもらうことができる。

【通学スタイル】
全日制のみ

東京デザイン専門学校

原宿で50年近く続いているデザイン専門学校。地域に根ざした産学協同プロジェクトを推奨しており、企業や社会とのつながりを感じながら学ぶことができる。

【マンガ科・ストーリーマンガ専攻】
2年目から専攻ごとに分かれるカリキュラム設定で、より興味のある分野を深く学ぶことができる。デビューチャンスとしては編集者に作品を見てもらう「編集者講評会」がある。

【通学スタイル】
全日制・夜間コース

東京コミュニケーションアート専門学校

カーデザインやドルフィントレーナーなど、かなり専門的な分野も扱っている3年制の専門学校。東京・仙台・大阪・名古屋・福岡に姉妹校があり、就職先が豊富。

【マンガ専攻】
170名以上の生徒をデビューに導いてきた東京コミュニケーションアート専門学校。3年制を生かしたカリキュラムで、確実なステップアップを目指せる。作品添削会で直接編集者に作品を見てもらう機会がある。

【通学スタイル】
全日制のみ

日本デザイナー学院

約50年の歴史をもつデザイン専門学校。年間400名以上のクリエイターをデビューへと導いており、求人社数はなんと1100社以上。渋谷と博多に校舎がある。

【マンガ科】
マンガ誌掲載または受賞した作品は、過去5年間で1100作品以上にも及ぶ。「夜間マンガ科」という学科があり、社会人の指導にも力を入れている。「コミックウィーク」で大手出版社を招き作品講評会を開催している。

【通学スタイル】
全日制・夜間コース

総合学園ヒューマンアカデミーマンガカレッジ

代々木アニメーション学院

日本工学院クリエイターズカレッジ

東京アニメーター学院

日本アニメ・マンガ専門学校

東京デザイナー学院

日本マンガ芸術学院

東京デザイン専門学校

東京コミュニケーションアート専門学校

日本デザイナー学院

 
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