漫画家になりたい君に!

元漫画誌編集者が語る漫画家への近道

漫画家デビューへの一番の近道は?

その2 アシスタントにつく

このページでは、漫画家になる方法として、漫画家のアシスタントにつくことについてまとめてみた。

アシスタントの仕事とは

「漫画家になりたい」と考えている人が、アシスタントを経験して学ぶのもひとつの方法。実際、現在活躍している漫画家にもアシスタントで研鑽をつんでデビューのチャンスをつかんだという人も少なくない。

アシスタントの具体的仕事を知らない人もいるだろうから、少し説明しよう。アシスタントとは、漫画家のサポートをする仕事だが、その仕事内容は多岐にわたっている。

まずは消しゴムかけや、ベタ塗り、スクリーントーン貼りなど、補助的な作業が中心となるが、掃除や買い物といった雑用を依頼されることも多々ある。

大切なのはあきらめない気持ち

「こんなことやりたくて漫画家目指しているわけじゃない!」と、途中で投げ出す人も数多く見てきたが、アシスタントとして力を認められれば、大きな背景や登場人物のペン入れを任せてくれるので、あきらめないことだ。

漫画家についているアシスタントは、すべてが漫画家を目指して修行しているわけではない。アシスタントを専業とする、プロのアシスタントもいる。そうした人たちに囲まれながら、漫画家の現場を体験できるという点では、技術以外に多くのことを学べる最高の環境といえるかもしれない。

ただし、どの漫画家につくのかによって環境はまったく異なるので、そのあたりは運も必要になってくる。

アシスタントになる方法

アシスタントになる方法はいくつかあるが、まずは募集広告を探すことからはじめるのがいいと思う。

その漫画家の作品が掲載されている雑誌に「アシスタント募集」の広告が出ていることもあるし、漫画家がホームページを持っている場合はそこで募集していることもある。また、ときには求人雑誌に掲載してる漫画家もいるようだ。

そのほかの方法としては、編集部で紹介してもらうというのもある。もし、漫画を持ち込む機会がある場合は、ついでに聞いてみてはどうだろうか。

編集部は漫画家にかんするいろいろな情報を持っているから、「紹介しても技術的に問題ない」と判断されれば、紹介してもらえる可能性がある。私も実際、数人のアシスタントを紹介したことがある。

気になる収入面

アシスタントの給料は日給制が多く、幅はあるがだいたい日給5,000円~13,000円くらいだろうか。「背景が描ける」「人物が描ける」などの技量によっても給料は変わるから、アシスタントになったあとでもスキルアップを怠らないようにしなければいけない。

アシスタントの仕事は「補助的」といっても、一定以上の技量は必須だから、誰でも簡単にできるわけではない。漫画を描く技術をある程度まで身につけてから、アシスタントになる道を選ぶことをおすすめする。

 
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