漫画家になりたい君に!

元漫画誌編集者が語る漫画家への近道

漫画家デビューへの一番の近道は?

1に創造力

このページでは、漫画家になるための大切なポイントである創造力(ストーリーの作り方)についてまとめてみたい。

重要なのはキャラクター設定とテーマ

漫画家を目指す上でもっとも必要なことが創造力。「一番重要なのは画のうまさじゃないの?」と思われがちだが、どんなに素晴らしいイラストでも、読んで面白くなければ漫画としては成り立たない

面白い漫画を描くためには、キャラクター設定とストーリーがしっかりしていることが求められるのだ。編集者もここを重点的にチェックしている。

キャラクター設定とは「登場人物の人物像」といえばわかりやすいかもしれない。性格や趣味・嗜好、考え方や生い立ちなど細かく設定しておく。そして、こうした登場人物がどのようなストーリー展開のなかで動き回るのかを、考えることだ。

面白いストーリーを仕立てるポイント

まず最初に決めるのが、漫画の中心となるテーマ。いわゆる基本コンセプトだ。自分の訴えたかったテーマを、読者が感じてくれる話を組み立てていく必要がある。

また、読者層を意識したテーマでないと、どんなに立派なテーマを考えても受け入れてもらえない。

ポイントとしては、基本テーマからずれていかないように起承転結をはっきりさせると、メリハリがあって面白いストーリーができあがりやすい。

経験の上に成り立つストーリーも

魅力あるストーリー展開を生み出すためには創造力が必要なのだが、家のなかに閉じこもってただ考えているだけではなかなか生まれてこない。ここで役立つのが社会経験。昔、会社勤めしていた業界の裏話とか、趣味の世界などだ。

だが、1人が短時間でさまざまな経験をするのは限界がある。

そこで、日ごろからテレビドラマや映画で感動したシーンなどを書きとめたり、友人と雑談をしていくなかで思いついたことなどを記録しておくなど、題材のヒントとなる情報を収集する習慣をつけておくこといい。

物語を生み出すノウハウを得ろ

ストーリーを組み立てていくには、相当な知識力と想像力がいる。私が担当してきた漫画家たちの多くも、みんなこの壁にぶつかっていた。

たとえば、医療をテーマにした漫画を考えたときや版元から依頼があったときに、医療について知識がなければ当然できないし、付け焼刃の浅い知識では、それが読者にも伝わるので面白い漫画になどなりようがないのだ。

また、驚くような展開を考えるのであれば、事実だけではなく「こんなものがあったらどうか」とか、「この登場人物ならどうするか」など、想像力を働かせる必要もある。魅力的なストーリーを作っていくには場数、経験値も求められることを覚えておいてほしい。

そう考えると、よほどの才能があるなら別だが、次々と面白いストーリーを生み出していくためには、そのノウハウを知る必要がある。その方法のひとつとして、専門学校などで経験を積み、ノウハウを修得することも漫画家デビューへの近道だ。

運はともかく、想像力・画力・構成力を鍛えながら業界にパイプを作る手段はこれだ!

元編集者が見た漫画家デビューへの王道

 
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