漫画家になりたい君に!

元漫画誌編集者が語る漫画家への近道

漫画家デビューへの一番の近道は?

暗黙の年齢制限

このページでは、漫画家を目指す場合の年齢制限についてまとめていこうと思う。

漫画家デビューは若い人が望まれる?

漫画家に年齢制限はあるのか。漫画家を志す人間なら、誰もが気になるところだろう。

しかし、企業に就職するわけでもなく、いわゆる自営業だから年齢制限はないも同じ。私の知る限り、出版社の投稿募集の欄にも、年齢制限の記載があるのを見たことはない。もちろん、私が編集していた漫画誌も同じだ。

ところが、「漫画家には暗黙の年齢制限がある」という話もまことしやかに広まっている。とくに少女漫画の場合、同じ実力の場合は若い方が優先して採用されるという話。「25歳がターニングポイント」で、それ以上になると「成長が期待できない」といったことが噂の根拠のようだ。

若い漫画家が望まれるのは、編集者も漫画家を「育てる」必要があるから。ストーリーに才能があると見込めば画力アップを、反対に画力があればストーリーづくりの能力を磨こうということになる。ある程度の年齢に達してしまうと、画風や作風が固まってしまうという人も事実だ。

これは少女漫画に限らず少年漫画にもいえるかもしれない。また、徹夜が続くような過酷な環境に耐えられるのは、あまり年齢が高くなると厳しくなるという見方もできる。

あまり詳細に説明すると身内の暴露話にもなるので、これ以上は突っ込まないが、明確な基準は無くとも、年齢は若いほうが採用されやすいという傾向はある、と考えてもいいだろう。

年齢が高くとも漫画家にはなれる

では、年齢が高いからといって、漫画家を目指す道が閉ざされるのかというとそうではない。遅咲きの漫画家はいくらでもいる。

『ナニワ金融道』青木雄二先生のデビューは45歳、やなせたかし先生にいたっては『アンパンマン』を発表したのは54歳になってから。

各漫画誌には読者層というのがあるので、ターゲットを間違えなければチャンスは誰にでも十分にある。少年・少女漫画にこだわらなければ、人生経験や創造力を生かしてデビューすることも可能なのだ。むしろ、いろいろな人生経験をしたほうが、その人にしか描けない漫画が生まれる可能性が大ともいえる。

もちろん画力、技術力は一定のレベルに達していないといけない。もともと絵を描くことに関連する仕事についていない場合は、専門学校などで高い技術力を身につけておくことで、年齢によるデメリットをカバーすればいいだろう。

実際に、50歳を過ぎて専門学校に通っているケースもある。ある程度の年齢になってからのデビューを考える場合は、いきなり若い人と同じ土俵には立たず、角度を変えてアプローチすることが重要かもしれない。

年齢に焦るな!しかし時間は貴重だ。早く着実に漫画力を付ける手段がこれだ

元編集者が見た漫画家デビューへの王道

 
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