漫画家になりたい君に!

元漫画誌編集者が語る漫画家への近道

漫画家デビューへの一番の近道は?

漫画家の収入明細書

このページでは、漫画家の収入について例をあげながら紹介しよう。

メジャー漫画家の収入

漫画家の収入といっても、人気によって異なるためピンキリだ。一概に年収いくらということはできない。月収数万円の漫画家もいれば、月数千万円稼ぐ売れっ子漫画家もいる。

では、売れている漫画家はどのくらいの収入があるのか。数年前の資料になるが、代表的な漫画家の年収をのぞかせていただこう。

  • 鳥山明:14億8,300万円/『ドラゴンボール』
  • 高橋和希:5億1,000万円/『遊☆戯☆王』
  • 岸本斉史:3億7,400万円/『NARUTO』
  • 弘兼憲史:1億700万円/『島耕作』
  • 高橋陽一:6,900万円/『キャプテン翼』

※敬称略。作品名は代表作。

漫画家の収入の内訳を公開

では、漫画家の収入の内訳について説明しよう。その詳細は以下のとおり。

(1)原稿料
漫画家の収入の基本となるのが、この原稿料。これは、1ページあたり数千から数万円で、合計ページ数×ページ単価となる。漫画家と出版社の間で決められ、デビューしたての漫画家にも必ず原稿料は発生する。

(2)印税
漫画家の収入が原稿料のみであれば、各漫画家ごとにそれほど収入に開きはでない。人気がある漫画は単行本(コミック)化されるので、これが売れれば発行部数に応じて8~10%程度の印税が発生する。人気が無ければ単行本は出ないため、原稿料収入だけになり、下手をすれば生活するのがやっとということにもなりかねない。

(3)その他の収入
さらに人気が出ると、アニメ化やドラマ化、ゲーム化、映画化、グッズ化などされるようになり、その分の収入がどんどんプラスされていく。

先の例で紹介した人気漫画家の年収は、こうした収入を合わせて成り立っている。

しかし、当然のことながらすべての漫画家に(1)~(3)すべての収入があるわけではない。私の知っているある漫画家は、手取り原稿料収入が38万円で、アシスタントや画材などの経費が39万円以上かかっているとのこと。もし、単行本等の収入がなければやりくりできない状態だという。

基本技術を身につけることが重要

漫画はどれほど量を描いても、人気が出なければ収入は増えていかない

連載することで定期的な収入を得ることができ、単行本化で印税収入も期待できるようになるが、その後、人気が出なければデビューしても短期で終わってしまうという厳しい世界だ。

人気が出るかどうかはさまざまな要因や運もあって、「これをすれば絶対大丈夫!」といった対策はない。しかし、面白い漫画を描くための技術さえ身につけていれば、おのずと編集者に認められ、やがて読者にも認められてくるものだ。

これから漫画家を目指そうと考えている人は、我流でひたすら描くだけではなく、漫画家としての基本をしっかり身につける必要がある。技術がしっかりしていればアシスタントとして働くチャンスも増えるし、連載や定期的な収入も期待できる。

だから、期間内にキッチリとスキルを身につけられる専門学校で学ぶことを、私はおすすめする。近年、編集者泣かせの、技術力の低い漫画家がいるからだ。

漫画家を目指す君へ!デビューの力を付ける王道はこれだ!

元編集者が見た漫画家デビューへの王道

 
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